「腰が痛くてコルセットをしているんだけど、寝るときも着けておいたほうがいいの?」
腰痛に悩む人にとって欠かせないアイテム、コルセット。コルセットを着用するだけでも、腰痛はずいぶん楽になるものです。

しかし楽だからといって、コルセットを着けたまま寝てもいいのでしょうか?たしかにコルセットを着けたまま寝た方が、腰がしっかり支えられているので、腰痛には良さそうなイメージがあります。

だがそれは、間違ったイメージです。なぜならコルセットをずっと着けていると、腰痛を悪化させてしまうこともあるのです。
本項ではコルセットの正しい着用方法や腰痛いい寝方、寝具の選び方、腰痛を改善する方法を一挙に紹介します。
腰痛に悩めるあなた、必見ですよ!

寝るときはコルセットを外すべき理由

寝るときもコルセットを着用していると、腰痛の治りが遅くなってしまう原因にもなります。 なぜなら、コルセットは腰を締めつけるようにして着用するため、腰の血行が悪くなってしまうのです。それにより、腰痛の治りが遅くしてしまったり、悪化させてしまったりすることもあります。 さらにコルセットの着用効果があるのは、8時間までと言われおり、一日中コルセットを着けていても効果はありません。

また、寝ているときもコルセットを着用することで、汗をかきやすく、肌トラブルを招くこともあります。
寝るときはコルセットを外すことが望ましいと言えるでしょう。

正しいコルセットの使い方

コルセットの正しい使い方は、日中の痛みが強いときだけ着用するようにしましょう。
前述したように、コルセットは1日8時間、着用していれば十分だと言われており、それ以上の着用は意味がありません。むしろ腰痛を悪化させてしまう原因にもなります。

そうはいっても、腰痛のときに体を動かすのは一苦労です。ベッドから起き上がるのにも「腰の痛みに耐えて、やっと起きられる」という方も多いのではないでしょうか。
さらに腰痛みが酷いと、寝ていても痛みを感じることもあります。

そこで次の項では、腰痛でも体を楽に起こせる方法や腰に負担が掛からない寝方を紹介していきます。

腰痛でも楽に起きれる方法

腰痛でも楽に体を起こすには、以下3つの手順を踏まえるといいでしょう。

1.ベッドに、45度ぐらい脇を開けて手をつく。
2.横を向く。足がベッドから降ろせる方は、足をベッドから降ろす。
3.肘を曲げながら、ゆっくり体を起こす。

腰にいい寝方

仰向けや横向きで寝るのが、腰への負担も少ない姿勢と言われています。さらにちょっとしたポイントも踏まえると、さらに腰痛には効果的です。

仰向け

仰向けは、腰痛にもっともいい寝方と言われています。
なぜなら仰向けは、腰が床と接しているため、腰への負担が軽減されているからです。
さらに腰痛の天敵「反り腰」も予防してくれるので、腰痛にもっともいい寝方と言えるでしょう。

ただし人よっては、仰向けに寝ても反り腰になってしまう方もいます。
そんな方は、膝を軽く曲げて仰向けになるのがおすすめ。
膝を軽く曲げることで、太ももの筋肉が緩み、反り腰になるのを防いでくれます。膝の下にクッションを入れたり、足を高くあげたりするだけで、簡単に反り腰が予防できます。

横向き

横向きも腰痛には、いい寝方とされています。
しかし仰向けとは異なり、腰に支えがないので、多少なりとも腰に負担が掛かってしまうのが難点です。
そこで膝下にクッションをはさんだり、抱き枕を使ったりして、腰にかかる負担を分散させると、腰に掛かる負担を軽減できます。

うつ伏せ

うつ伏せは、もっとも腰痛に悪い姿勢です。
なぜならうつ伏せは、反り腰になってしまうため、腰痛が悪化してしまう原因にもなります。 腰痛のときは、うつ伏せになるのはタブーと言えるでしょう。

また体に合わない寝具を使っていても、腰痛を悪化させてしまう原因にもなります。腰痛予防には、体にあった具を選ぶようにしましょう。では、どのような寝具が腰痛にはいいのか。次の項で、腰痛にいい寝具の選び方を解説していきます。

腰痛にいい寝具の選び方

腰痛にいい寝具を選ぶポイント。 それは、マットレスの硬さに注目してください。
柔らかすぎるマットレスはもちろんNGです。体が沈み込んでしまい、腰痛を悪化させてしまいます。
反対に硬すぎるマットレスも避けましょう。仰向けになったときに、腰が反ってしまうので、腰痛予防にはおすすめできません。

マットレスの硬さは、適度に体全体が沈み込むぐらいの硬さが理想的です。 目安として、仰向けで寝た時に腰の下に手が入らないぐらいの硬さが適切と言われています。

しかし、寝具を新調したり、寝方やコルセットの使い方を治したりしても、腰痛は治りません。 これらの方法はあくまでも、腰痛悪化を防いだりする方法です。腰痛をしっかり治すには、腰痛の原因を根本から改善していく必要があるのです。

腰痛を治す方法

腰痛を治すには、原因を根本から治すことが必要です。硬くなった筋肉をほぐたり、運動して筋力をつけたり、適切な治療を受けることが書かせません。

どんな方法も一朝一夕で治るわけではありませんが、続けることで少しずつ改善が見込まれてくるでしょう。
次の項で、腰痛を改善する方法を具体的に紹介していきます。

ストレッチを行う

腰痛の原因のひとつとして、腰や太ももの筋肉が硬くなってしまうことが挙げられます。 硬くなった筋肉をほぐすには、ストレッチが効果的です。ストレッチをしたからといって、すぐに腰痛が改善されてくるわけではありませんが、毎日続けることで少しずつ硬くなった筋肉がほぐれてくるでしょう。

腰痛改善におすすめのストレッチはいくつかありますが、ここでは代表的なものを3つ紹介していきます。
各ストレッチは、時間は1セットを10秒ずつ、左右3~5セットずつ行うようにするとよいでしょう。

太もも裏のストレッチ

1.片膝を伸ばして、床に座ります。
2.息をゆっくり吐きながら、体を前に倒します。

腰方形筋のストレッチ

1.タオルを肩幅に合わせて持ちます。
2.手を伸ばし、頭のうえにタオルを掲げます。
3.そのままゆっくり左に倒れます。このときタオルがたるまないように、しっかり持ちましょう。

腸腰筋のストレッチ

1.脚を前後に、肩幅の2倍のスタンスを取ります。
2.後ろ脚の膝は床につき、前膝は曲げます。
3.腰を曲げないようにして、前脚の膝をゆっくり曲げます。

筋肉をつける

運動して筋肉をつけることも、腰痛改善には効果的です。しかし自分の腰痛症状にあった運動に取り組まないと、腰痛改善は期待できません。

「じゃあ、どうやって自分の腰痛にあった運動を見つけたらいいの?」と悩む方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが「腰痛ドクターアプリ」です。

このアプリは腰痛の専門医が監修したアプリで、質問に答えるだけで、あなたの腰痛にぴったりの運動が教えてもらえます。
どんな腰痛体操がいいか、分からない方はこちらのアプリを活用してみるといいでしょう。

専門医による治療を受ける

痛みが続いたり、激しい痛みに襲われたりする場合は、専門医のもとを受診するようにしましょう。
じつは長引く腰痛や激しい痛みを伴う腰痛には、病気や神経に原因が潜んでいることもあります。このような腰痛は、専門医による治療が必要です。

しかし早期発見と適切な治療を受けることで、改善は十分に期待できます。
長引く腰痛や激しい痛みを伴う腰痛にお悩みの方は、専門医のもとを訪れてみましょう。

まとめ

コルセットは正しく使うことで、腰痛を和らげることができます。しかし間違った使い方をすると、かえって腰痛を悪化させてしまうケースもあります。寝るときはコルセットを外して、痛みが激しい日中のみ着用するようにしましょう。
また、寝る姿勢や寝具も腰に負担が掛からないよう、注意することも大切です。

ただし腰痛を治すには、根本から原因を取り除く必要があります。適切な運動や専門医の治療を受けたりすることで、腰痛の改善は十分に見込まれます。「もう腰痛は治らない」と諦めず、腰痛改善に向けて少しずつでも、取り組んで頂ければ幸いです。

【参考サイト】
市谷八幡
教えて!先生!腰痛専門医による安心アドバイス
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著者情報

腰痛メディア編集部
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