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お腹が減っているはずなのに全然お腹が空かない、身体は元気なのに食欲がないなんてことありませんか?
食欲不振はさまざまな原因で起こることがありますが、もしかしたら病気の可能性があるかもしれません。

一見関係なさそうな腰痛ですが、食欲不振の原因によっては腰痛を引き起こしている場合があります。
この記事を読めば、食欲がない原因や腰痛の原因がどういうものなのかがわかるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

食欲不振が起こる病気について

食欲が出なくなる原因は、病気によるものやストレスなどさまざまなものがあります。
ここではどのような原因があるかについてご紹介していきます。

何らかの感染症

風邪やインフルエンザなど、細菌やウイルスによって引き起こされる感染症はさまざまあります。
一度感染症にかかってしまうと発熱や倦怠感などによるぐったりとした症状が出始め、鼻炎や痰が絡むことで食べ物がおいしく感じなくなってしまいます。
感染が胃などの消化器にまで及ぶと吐き気や下痢などにおそわれ、食欲がなくなっていきます。

慢性胃炎、十二指腸潰瘍、胃潰瘍など内臓に炎症が起きている

何らかの原因で内臓に炎症が起きると吐き気や下痢、腹痛などの症状が出ます。
胃潰瘍のケースでは胃酸の分泌が活発になり、胃がむかむかする、胃が痛い、胃の不快感などの症状が出始め、食欲どころではなくなってしまうでしょう。
慢性的な胃炎の人であれば、食後に上がってくる胃酸や翌日以降に胃がむかむかするような症状を感じてしまい、食欲が落ちてしまいます。

👉胃腸と腰痛の意外な関係性!同時に起こる原因や受診の目安

腎臓病

腎臓は普段血液中の毒素や老廃物など身体にとって不要なものを取り出し、尿として身体の外へ排出する役割を担っています。
腎臓病になることで、ろ過するところが目詰まりしてしまい、老廃物の排泄がうまくいかなくなり、身体の中に不要なものが溜まっていってしまいます。
尿も十分に生成できなくなるので、水が溜まっていき、身体中にむくみとして症状があらわれていきます。
無症状のことがほとんどですが、病気が進行してくると吐き気や食欲不振などの消化器症状があらわれることがあります。
最悪の場合透析が必要なケースもありますので注意が必要です。

がん

私たちの身体の細胞は常に分裂を繰り返し、身体の機能を維持しています。
分裂の過程で遺伝子変異が起き、異常な細胞がうまれると免疫細胞がはたらき、除去してくれるのですが、ときに無尽蔵に増え続ける細胞ができることがあります。
無限に増え続ける細胞のことを“がん細胞”と呼び、大腸がんや胃がん、肺がんなどさまざまな部位でがんになる可能性はあります。
“がん”をやっつけようと身体の免疫機能がはたらくのですが、その過程で“お腹が減った”と感じる物質の生成を妨げしまうことにより食欲不振になることがあります。
消化器のがんでは内臓にがんができることで吐き気や下痢などの消化器症状を引き起こすので、お腹がすいたと感じることは少なくなるでしょう。
また、“がん”の宣告を受けた精神的なショックから食欲が落ちてしまうケースもあります。

ストレスなどによるうつなどの精神病

仕事や人間関係でひどく疲れてしまった時に「食べたいけど食べられない」「食欲がわかない」という気持ちになったことはありませんか?
外部からの刺激を“ストレス”と呼んでいますが、過度なストレスがかかると身体の機能がうまく働かなくなるということがあります。交感神経が優位になり、自律神経失調症の症状が出現します。
うつ病などの精神病の人では、このように食欲がわかなくなるケースが多く見られており、「食べたら太るから食べたくない」などの強迫観念にかられて食欲があっても食べられないというような症状もみられます。

加齢

病気ではありませんが、加齢に伴い身体の機能というものは当然落ちていきます。
「若い頃はたくさん食べれていたのにこの頃食が細くなった」という人を見たことがあるでしょう。
身体の機能の衰えによって「お腹がすいた」と感じさせる物質の分泌も衰えたり、消化機能にも衰えがみられます。
このようなケースでは1日の食事量が若年層と比べて落ちていきますので、食欲低下につながります。

実は腰痛の原因と関係している?

全く関係ないような腰痛ですが、病気と腰痛というのは密接に関連することがあります。
腰痛の原因はさまざまなものがありますが、ここでは病気がどのように腰痛を引き起こしているのかについて解説してきます。

何らかの感染症

感染症が進行すると脊髄にまで菌が及ぶケースもあります。
このケースでは脊髄で炎症が起きてしまい、腰痛となって症状に現れることがあるでしょう。

慢性胃炎、十二指腸潰瘍、胃潰瘍など内臓に炎症が起きている

内臓の病気には関連痛というものがあります。
痛みというものは痛い部分から“痛い”という刺激が神経を通って、脳に刺激が送られて初めて“痛い!”と感じるのですが、神経はあらゆる臓器とつながっています。
そのため、痛みを感じる刺激を神経が勘違いしてしまい健康なはずの部分に痛みを感じてしまうことがあります。
関連痛が腰に及ぶことで腰痛となって痛みを感じるというしくみです。

腎臓病

腎臓というものは腰付近に存在するため腎臓が炎症を起こしてしまった場合、強い腰の痛みを感じることがあります。
また、尿路結石や尿管結石などは強い痛みが出る病気で有名ですが、腰痛と勘違いして受診されるケースもあるようです。

がん

がんも痛みを伴う病気であり、先ほど話した関連痛によって腰に痛みがでることがあります。
また、脊髄にがんができることもあるため、その場合には腰に強い痛みの症状を感じるかもしれません。

ストレスなどによるうつなどの精神病

実は腰痛の原因というのは全体15%ほどしか特定できず、残りの8割程度は生活習慣やストレスだといわれています。
うつ病などの患者さんは常に強いストレスを感じていることもありますので、腰痛を訴えるケースも少なくありません。

加齢

加齢によって筋力が弱まっていったり、軟骨がすり減ると痛みを伴うことがあります。
腰の筋肉弱まると身体を支えるために無理な姿勢をとることがあり、筋肉に負担がかかり痛みが出ることがあります。
また、軟骨などクッションの役割をしている組織が減少または変化することにより骨や組織がぶつかりあうことで腰痛となるケースもあります。

腰痛問診診断・改善サービス「腰痛ドクター」で自分の腰痛の原因を知ろう

スマートフォンではいろいろな会社がさまざまなアプリを開発しています。

「腰痛ドクター」では、あなたの腰痛に対して正確な原因を評価してくれたり、腰痛の改善が期待できるような効果的な体操やストレッチ方法を教えてくれます。

「腰痛ドクター」は実際に腰痛患者複数人のデータをもとにしてつくられた“ヘルスケアアプリ”で、問診を行うことで現在のあなたの腰痛の状態や症状別の危険度などを教えてくれます。

また、症状に合わせて動画を用いて改善方法をわかりやすく説明し、毎日短時間で実践しやすい運動を行うことで、腰痛に対して細かくアプローチできるようになるでしょう。

自宅でも職場でも好きな場所で問診診断をしたり、ストレッチを行うことができるため、気軽にトライできます。

長年腰痛で悩んでいた人も改善を実感できるアプリですので、気になる人はぜひ試してみてください。

まとめ

食欲がなくなる病気について、病気と腰痛の関係性についてお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回の記事のポイントは
・食欲不振になる原因はさまざま
・がんになると食欲をつかさどる物質の分泌が抑えられてしまう
・関連痛は神経の勘違いによっておこる
・腰が健康であっても痛みがあらわれることがある
・ストレスでも腰痛がおきることがある
・ヘルスケアアプリで自分の腰痛の原因を知ることは大切
でした。

腰痛の原因はさまざまです。
腰痛と一緒に現れている症状によって原因の特定を早めることができますので、今腰痛に悩んでいる人はアプリを試してみることをおすすめします。

出典:食欲不振|タケダ健康サイト食欲不振|恩師財団済生会食欲がない・食欲不振|がん情報サービス

著者情報

apidra
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保有資格

薬剤師

経歴

病院薬剤師として勤務後、調剤薬局にて保険薬剤師として現在勤務しております。

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