お尻から足にかけて痛みやしびれが生じ、日常生活に支障をきたす坐骨神経痛。
痛みがなかなか治まらずに困っている方も多いかと思います。
そこで今回は、坐骨神経痛の原因と予防法についてみていきたいと思います。

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは疾患ではなく、神経痛という症状のことを指します。
足からお尻まで伸びる坐骨神経が何らかの原因で刺激され、しびれや痛みが引き起こされることを坐骨神経痛といいます。

坐骨神経痛の原因

では具体的に、どのようなことが原因で坐骨神経痛が起こるのでしょうか。
主な原因として下記の2つの疾患が挙げられます。

椎間板ヘルニア

坐骨神経痛の原因として一番多いとされている椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは、ヘルニアが生じる部位で症状も変わってきます。
第4-5腰椎間で生じたヘルニアはふくらはぎの外側から足の甲にかけしびれを感じ、
第5腰椎と第1仙椎間のヘルニアではふくらはぎの裏から足の小指にかけしびれを感じます。
また、椎間板ヘルニアでの坐骨神経痛は左右に症状があることはまれで、どちらか片方に症状がでることも特徴的です。

腰部脊柱管狭窄症

椎間板ヘルニアの次に多いとされているのが脊柱管狭窄症です。
脊柱管が狭くなることで同時に神経を刺激し、しびれや痛みとなる坐骨神経痛を引き起こします。脊柱管狭窄症では長時間の歩行で痛みを感じる、間欠性跛行という症状がでることも特徴です。

坐骨神経痛の予防

上記2つの疾患は筋肉の緊張や日々かかる腰への負担が蓄積することによって起こります。
そのため、日ごろから筋肉の柔軟性を維持することが求められます。日常の動作や
姿勢の悪さから腰への負担がかかり坐骨神経通を引き起こすこともあり得ます。
腰に優しいライフスタイルが坐骨神経痛の予防につながるため、日常生活を見直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

痛みやしびれによって、日常生活に支障があるかたはまずは原因を突き止め
適切な治療や予防法を取り入れましょう。
日々の積み重ねから、普段の生活をより快適に過ごせるよう心掛けることが大切です。

【参考文献】
社会福祉法人恩賜財団 済生会
https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/sciatic_neuralgia/

著者情報

岡田 ひかり
岡田 ひかり

保有資格

看護師、保健師

経歴

看護の大学を卒業後、都内大学病院の外科病棟で急性期の看護を学ぶ。

その後、福祉施設で通所介護や在宅支援へ向けた看護業務実施。

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