腰痛にお悩みのあなた、こんなお悩みありませんか?
「腰痛だけでなく、手足のしびれがある。何か関係があるのかな」

腰痛だけでなく、手や足にもしびれを感じていてはつらいですよね。
実は腰痛と手足のしびれは、関係している場合もあるのです。
しかし別な原因が潜んでいることもあるので、素人目に判断することは困難と言えるでしょう。

そこで本項では、現役の柔道整復師である筆者が、腰痛や手足のしびれを発症する代表的な疾患を介します。
腰痛や手足のしびれに悩む方、必見ですよ!

手のしびれ

手のしびれを発症する代表的な疾患を3つ紹介します。
手のしびれを発症する疾患は、握力が低下してものがつかみにくくなったり、細かい作業がしにくくなったりするのが特徴です。
治療方法は、まずは保存療法が選択され、安静にしたり薬を飲んで症状が治まったりするのを待ちます。それでも改善されない場合は、手術で原因を取り除く治療が行われます。

手根管症候群

「手根管症候群」とは、手のひらを通る「正中神経」という神経が圧迫されることが原因で、親指から薬指にかけてしびれを感じます。
親指と人差し指できれいな「〇」の形が作れなくなる「ティアドロップサイン」が見られたり、両手の甲を合わせて押し合うと痺れが強くなったりするといった症状がみられます。
出産後の女性や中高年の女性に多くみられますが、きちんと治療をすれば症状が改善されるケースがほとんどです。

肘部管症候群

「肘部管症候群」とは、肘の内側にある「尺骨神経」という神経が圧迫され、薬指と小指にしびれを感じます。症状が進行すると、小指や薬指の筋肉が徐々に衰え、薬指や小指が真っすぐ伸ばせなくなる「かぎ爪兆候」がみられます。
また、肘の内側を叩いたり、肘を曲げたりすることでしびれが強くなるのも特徴的です。
仕事やスポーツで肘を使い過ぎたり、骨折して肘が変形したりすることが原因で、早期に治療をすれば回復が見込めるでしょう。

変形性頚椎症

頚椎とは首にある骨です。頚椎が変形すると首にある神経を圧迫し、手にしびれや痛みを感じます。他にも首から手や背中までの広い範囲でしびれを感じたり、首を後ろに倒すと痛みやしびれが強くなったりするのも特徴的です。
頚椎の変形は、加齢などが原因で発症することが多く、中高年の男女に多くみられます。
保存療法でも回復しない場合は、手術が適応されます。神経の損傷が激しい場合、手術をしてもしびれや痛みが治らない場合があるので、担当医の説明よく理解して治療を選択することが大切です。

足のしびれ

足のしびれをきたす3つの代表的な疾患を紹介します。
足のしびれは歩行ができなくなったり立つこともできなくなったりするので、日常生活に大きな影響を与えます。
治療方法は、手のしびれと同じく保存療法が優先です。それでも症状が治らない場合は、手術になります。手術後は数週間の入院が必要で、リハビリを行ってから退院します。

腰椎椎間板ヘルニア

「腰椎椎間板ヘルニア」とは、「椎間板」という組織が神経を圧迫することが原因で発症する疾患です。「腰椎椎間板ヘルニア」は、腰から足にかけてしびれを感じ、重症化すると尿が漏れたりします。
スポーツや仕事などで酷使し過ぎたり、「腰椎」という腰の骨が変形することが原因です。
「腰椎椎間板ヘルニア」は、早期に治療ができれば、回復する可能性もあります。反対に放置し過ぎると、神経を傷つけることになり、手術をしても痛みやしびれが残る可能性があります。

腰椎狭窄症

「腰椎狭窄症」とは、腰の神経を通る空間である「椎間孔」が狭くなり、なかを通る「脊髄」という神経が圧迫される疾患です。
前述した「腰椎椎間板ヘルニア」と似ていますが、「腰椎狭窄症」の場合は、前屈みになると痛みが改善されたり、安静にすると痛みが良くなったりします。
「腰椎狭窄症」も腰を酷使し過ぎたり、加齢により骨が変形したことが原因と言われています。
「腰椎狭窄症」も早期に治療をすれば、完治を見込めますが、重症化すると、手術をしてもしびれが残ることもあります。担当医に手術のリスクや説明をきちんと聞いて理解したうえで、治療法を選択するようにしましょう。

足根骨症候群

「足根骨症候群」とは、内くるぶしの辺りにある「後脛骨神経」という神経が圧迫されることが疾患です。前述した2つの疾患のように、腰痛症状はなく、足の裏にしびれや痛みを感じる症状があるのみです。他にも内くるぶしを叩くと痛みやしびれが増強したりします。
「足根骨症候群」の原因はさまざまで、足首の捻挫や骨折、「ガングリオン」と呼ばれるゼリー状のできものが原因と言われていますが、原因不明の突発的なものもあります。
後遺症が残ることは少なく、手術を受けても翌日には、退院が可能です。

腰のしびれ

腰痛の代表的な原因を3つ紹介します。
腰痛は数日間、安静にすれば、回復する傾向にあります。しかし、「神経」や「ウイルスや癌」が原因の疾患では、安静にしているだけでは治らず、手術を選択することもあります。
症状を理解し、自分にあった治療法を選択することが大切です。

筋肉や靭帯を痛めた腰痛

属に言う「ぎっくり腰」です。腰に急激な負荷が掛かったときに筋肉や靭帯が損傷し、強い痛みを感じます。年齢を問わず発症し、重いものを持ち上げた時や腰に疲労がたまっていたことなどが原因です。
「ぎっくり腰」を発症した当初は、自力では動けないほどですが、時間の経過と共に回復し、数日も経てば回復します。しかし、数日たっても痛みが回復しない場合は、「腰椎分離症」や「腰椎圧迫骨折」など、骨に異常がある可能性もあります。
痛みが続くようであれば、専門医の診断を受けるようにしましょう。

神経が原因の腰痛

腰の神経が原因である代表的な疾患は「腰痛椎間板ヘルニア」「腰椎狭窄症」などが挙げられます。前述したように、「腰痛椎間板ヘルニア」や「腰痛狭窄症」は、「足のしびれ」を感じることもあります。
「腰痛椎間板ヘルニア」や「腰椎狭窄症」は、安静にしていても治らない場合があるので、はやめに専門医の診断を受けた方がいいでしょう。

癌やウイルスなどの病気

「化膿性脊椎炎」や「脊椎カリエス」など、腰の骨がウイルスに感染し、腰痛を発症することもあります。また腰の骨や神経に「癌」が発症し、腰痛の原因となる場合もあるのです。
ウイルス感染や癌の発症では、安静にしていても痛みを感じたり、熱が出たりするなど、腰痛以外の症状があります。
治療は薬物療法などを行い、経過を観察します。成果が出なかった場合は、病巣に侵された部分を取り除く手術が行われるでしょう。早期に治療をすることが大切で、早めに専門医の診断を受けることで完治が期待できます。

適切な治療を受けよう

本項で紹介した腰痛や手足のしびれの原因となる疾患は、早期治療により回復する可能性があります。早めに病院にいくようにしましょう。
しかし、仕事や家庭の事情で、なかなか病院に行けない方もいるでしょう。そんなあなたには、「腰痛ドクターアプリ」がおすすめです。
「腰痛ドクターアプリ」とは、腰痛の専門医が監修したアプリです。自宅にいながら、専門医の診断を受けるのと同じ方法が使われています。
スマホからでも簡単に診断が受けられるので、仕事や家庭の事情で、家を抜けられない方は、「腰痛ドクターアプリ」を使ってみるといいでしょう。

まとめ

腰痛と手足のしびれの原因となる疾患を紹介してきました。早期に治療を受けることで、回復をする可能性があります。はやめに専門医のもとを受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。
家庭や仕事の都合で通院ができない方は、「腰痛ドクターアプリ」がおすすめです。「腰痛ドクターアプリ」は、自宅からでも、専門医の診察と同じような方法で診察が受けられます。
しかし、大切なことは早期に適切な治療を受けることで、腰痛が改善する可能性は十分にあります。心当たりのある方は、専門医に診察してもらうとようにしましょう。

参考文献
柔道整復整学・理論編 改訂第5版
首や腰の痛み、手足のしびれでお困りの方へ・主な症状|一般社団法人 日本脊髄病気学会
手足のしびれ|医療法人全医会 東京腰痛クリニック

著者情報

腰痛メディア編集部
腰痛メディア編集部

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