マッサージへ通っても湿布を貼っても治らない、頑固な腰痛。
もしかしたら、普段の何気ない動作の積み重ねが引き起こしているかもしれません。

今回注目したいのは、老若男女問わず持ち歩いているであろう鞄とその持ち方について。

普段バッグを片側だけで持っていたり、いつも重たいものを持ち歩いていたりすると、辛い腰痛を引き起こしてしまう可能性があるのです。

この記事では、腰痛を防ぐ鞄の持ち方や選び方をご紹介いたします。

鞄による腰痛への影響

鞄の持ち方②0419
仕事や買い物などのため、いつも鞄を持ち歩いているという人は多いはず。
しかし、その何気なく持っている鞄が腰痛を引き起こしている可能性があります。

と言っても、腰痛に大きく影響するのは鞄そのものではなく、鞄の「持ち方」。

体の片側にだけ負荷がかかるような鞄の持ち方をしていると、肩まわりや背中、腰まわりの筋肉に左右差が生じてしまいます。

その結果体が歪んで血流が悪くなり、腰に痛みを感じるようになってしまうのです。

また、鞄の中身が重すぎると体の軸がブレやすく、重心を中心に戻すために無意識のうちに体に不要な力を加えていることがあります。

これによっても筋肉に左右差が生じ、結果的に腰痛を引き起こしてしまうのです。

つまり、鞄の持ち方や重さに気を配ることが腰痛改善への第一歩ということ。

次の項目では対策を解説します。

すぐにできる対策はコレ!

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鞄の持ち方を工夫したり、簡単なケアを取り入れることで腰痛の予防・改善を行うことができます。

「いつも片側だけで鞄を持っていた」という方、ぜひ今日から以下の4つを取り入れてみてください。

交互に持つよう意識する

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鞄の持ち方が腰痛を引き起こす大きな原因は、片側だけに負荷がかかること。
つまり、左右均等に負荷がかかるようになれば、体が歪むのを防ぐことができます。

何も意識せずに鞄を持つと慣れている方ばかりで持ってしまうので、意識的にいつもと反対側で鞄を持つよう心がけましょう。

1日おき等ではなく、できれば1日の中でこまめに変えるのがおすすめです。

とはいえ、慣れていない方ばかりで持ってしまうとまた偏りが出てしまうので、1日の中で左右バランス良く持つよう意識してみてください。

鞄を軽くする

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重たい鞄は、予想以上に体に負担がかかります。
左右バランス良く持っていたとしても上半身の筋肉が凝り固まってしまい、結果的に腰痛を引き起こすことになりかねません。

したがって、鞄はなるべく軽い状態で持ち歩くよう心がけてみてください。

鞄の中身をこまめにチェックしていらないものは出す、荷物を小分けにして左右バランスよく持つようにするといいでしょう。

また、鞄そのものを軽いものに替えるのもおすすめです。

なるべく体に沿わせる

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鞄を体から離れた位置で持つと、必要以上に重たく感じます。

重心の位置もズレるため、バランスをとるために体に力が入りっぱなしになってしまいます。

そうならないためにも、鞄はなるべく体に沿うように持ちましょう。

わずかですが軽く感じ、重心も本来の位置に近づくので、体への負担が緩和されます。

ストレッチで体を伸ばす

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左右均等に持つよう意識しようと思っても、うっかり片側だけで持ってしまうこともあるはず。

そんな時は、手軽にできるストレッチで負荷がかかった筋肉を伸ばしましょう。
腰痛の原因は筋肉の左右差による体の歪みですから、筋肉を労われば防ぐことができます。

片側だけでバッグを持ってしまった時は、ぜひ以下のストレッチを寝る前に行ってみてください。

もちろん、左右均等に持ち歩いていたという方にもおすすめです。
左右で持っていた方はストレッチも左右均等に行いましょう。
【やり方】
1.椅子or床に座る。もしくは両足を腰幅に開いて立つ。
2.息を吸いながら両手を天井に向かって持ち上げ、親指と親指引っ掛ける。
3.吐く息に合わせて、鞄を持っていた肩と反対側の方向に上半身を倒す。
4.体側から背中にかけての伸びを感じながら、ゆっくりと呼吸を繰り返す。
5.2の状態に戻ったら、反対側を短めに行う。

買い換えるならこの鞄!

なかなか鞄を持つ癖が治らないという方や、ショルダーバッグを使用していてどうしても肩にかけてしまうという方は、鞄を買い換えるのもおすすめです。

おすすめの鞄と注意点を解説します。

リュック

リュックは両肩にベルトをかけるため、左右のバランスとるためには最適なアイテムです。

ベルトが太いリュックや、ナイロンなど軽い素材のリュックを選べば、腰だけでなく肩や首にかかる負担を減らすこともできます。

ただ、リュックは前後のバランスを崩しやすいのでやや注意が必要です。
リュック本体が体から離れていると重心が後ろに崩れてしまい、体に負担がかかってしまいます。

リュックを使う時は本体がなるべく体に沿うよう、ベルトの長さを調節しましょう。

また、大容量のリュックはものを入れすぎてしまう可能性があるので要注意。
重たくなればリュックでも負担がかかりますので、詰め込みすぎないよう気をつけましょう。

キャリーケース

体に負担をかけないという点では、体に触れないキャリーケースがベスト。
重たいものを入れても負担がかかりにくく、体の歪みを防ぐことができます。

最近ではハンドバッグのような小ぶりなデザインのキャリーケースもあるため、ビジネスシーンにも比較的馴染みやすいです。
PCやタブレット端末など重たいものを持ち歩く必要がある方ぜひチェックしてみましょう。

しかし、他の鞄と同様に片側ばかりでキャリーケースを引いていたら左右差が生じてしまいます。
キャリーケースを使う場合でも、左右バランスよく持ち手を変えるよう心がけましょう。

ハンドバッグ

取っ手を持つタイプのハンドバッグもおすすめです。
主に腕の力で持つため、肩や腰には比較的負担がかかりにくいと言えるでしょう。

とはいえ、こちらも片側ばかりで持つのはNG。左右差が生じます。

また、肘にかけるように持つと体と鞄が離れてしまうため、余計な負担がかかります。
肩にかけると腰まわりの筋肉への影響も大きくなるので、なるべく避けるのがベター。

鞄を手で持つこと、そして左右バランスよく持つことを意識しながら使用しましょう。

まとめ

鞄を片側だけで持ち続けてしまうという行為は、誰もがやってしまうこと。
むしろ、意識してない方以外は全員が該当者かもしれませんね。

心当たりがあるという方は、ぜひ今日から左右バランス良く持つよう意識してみましょう。
続けていくうちに、腰痛をはじめとする様々な不定愁訴が改善されてきます。

また、どうしても癖が抜けないという方は、思い切って鞄を買い替えてみるのも良いでしょう。
腰痛改善のためのマッサージや病院通いに比べると、意外とコストパフォーマンスがいいかもしれませんよ。

ぜひ日常生活を見直しできるところから取り入れて、辛い腰痛を改善しましょう。

著者情報

ゆとりーな

保有資格

RYT200、RPYT85

経歴

幼少期より新体操やチアダンスに取り組む。

出版社にて5年ほど編集の仕事に携わった後、

渡米しヨガインストラクターの資格『RYT200』を取得。

現在はヨガインストラクター兼フリーライターとして活動中。

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